仮想通貨ETFが英国市場で最下位、世界的資金流出と景気後退懸念が影響

ワースト4が仮想通貨関連

2025年第1四半期、英国で最もパフォーマンスの悪かったETF4本は、いずれもビットコインを含む仮想通貨およびブロックチェーン関連商品であった。

この下落は、仮想通貨市場にとって英国のみならず世界的な悪影響を示しており、投資家心理の冷え込みが広がっている。さらに、トランプ前大統領による関税導入の懸念が仮想通貨ETF市場から数億ドル規模の資金流出を引き起こし、その影響は米国市場にも及んでいる。

今回の低迷は、仮想通貨ETFが特定のトークンではなく市場全体に連動しているという構造にも起因する。これにより、市場全体の下落がETF全体のパフォーマンスに直結しやすい。また、グローバルな景気後退の不安が高まり、リスク資産に対する需要が低下している点も背景にある。

ワーストパフォーマンスとなったETFには、VanEck Crypto & Blockchain Innovators UCITS ETF（DAPP）、Global X Blockchain UCITS ETF（BKCH）、iShares Blockchain Technology UCITS ETF（BLKC）などが含まれ、大手発行者による商品であっても苦戦が続いている。

現状では、発行者は依然として長期的な成長に自信を持っているとされるが、短期的には市場の回復は見込みづらい。これにより、機関投資家向けの暗号ファンドが縮小フェーズに入る可能性も浮上している。今後のETF市場動向は、仮想通貨業界全体の指標としても注視されるべきである。

もちろん、ニュースにあるとおり仮想通貨ETFが英国市場で最下位に沈んだというのは、短期的には悲報です。しかし、だからといって「ビットコインがオワコン」とか「ブロックチェーンがもう終わった」みたいな文脈で語るのは、完全にナンセンスだと思ってます。

仮想通貨ETFというのは、ビットコインやイーサリアムといった“現物の凄み”を、変にパッケージングして「従来の金融商品にしたもの」に過ぎません。要するに、伝統金融の枠組みに仮想通貨を無理やりねじ込んだだけの中途半端なプロダクト。そもそもが、ブロックチェーンの思想からはズレてるんですよ。

さて、ちょっとポジショントークも入れつつ解説します。

まず、ビットコインが下がろうが、ETFが最下位になろうが、私は「ビットコインは最終的に1億円にいく」と思ってます。それはただの価格予想ではなく、“世界の通貨としての地位を確立する”というビジョンの話です。

ETFは市場全体に連動するため、例えばミームコインが下がっても、NFT関連が沈んでも、全部まとめて下がるわけですよ。これは逆に言えば、「市場全体の成長を取り逃がす」リスクもある。今みたいに短期的なセンチメントが冷え込むと、機関投資家はETFを真っ先に手放します。でも、それが何を意味するかというと、“絶好の買い場が来た”ということなんです。

私が経営するGFAの中期経営計画を読んでいただければわかる通り、我々はこの逆風の中でも「ビットコインを戦略的に積み上げていく」方針を変えていません。むしろ、この下落局面こそがチャンス。

我々はETFではなく、現物ビットコインを買います。しかもそれを、増資じゃなく事業利益で買い増す。それが大事なんです。さらにヘッジショートも入れながら、デルタニュートラル戦略で“下落相場でも爆益を出す”よう設計しています。

それに、にゃんまるコインもありますから。今後、ミームバブルがまた再燃すれば、GFAはその波にも乗っていきます。

結論としては、 「ETFがダメでも、ビットコインは余裕で1億円に行きます」
「ETFに失望するのではなく、現物に立ち返りましょう」
「一時の下落を嘆くのではなく、未来を見据えて淡々と仕込みましょう」

ポジショントークも含まれておりますが、投資判断はあくまでご自身でお願い致しますね。