ビットコイン急落で59億ドルの未実現損失、Strategyが新規購入を一時停止

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下落の影響を大きく受ける

ビットコインの価格下落により、Strategy(旧マイクロストラテジー)は2025年第1四半期に59.1億ドルの未実現損失を計上し、新たな購入を一時停止した。

この影響で、3月31日から4月4日の間に同社はビットコインの追加取得を見送り、MSTR株およびSTRK優先株への需要がゼロであったことが要因とされる。また、同四半期中に同社は平均94,922ドルで80,715 BTCを購入したが、期末には価格が84,000ドルを下回り、ビットコインの四半期パフォーマンスは2018年以来最悪の11.82%の下落となった。

未実現損失が拡大する中でも、Strategyは2020年以降で合計528,185 BTCを約360億ドルで取得しており、これは全ビットコイン供給量の約3%に相当する。四半期末には22,048 BTCを19億ドルで追加購入し、ビットコイン中心の資産戦略を継続している。

この混乱の背景には、「解放の日」と称された関税発動イベントによる市場の動揺がある。アジア市場では株価が大幅に下落し、仮想通貨市場全体も時価総額で10%以上減少。特にGMCI 30指数は約12%の下落を記録した。

Strategyの株式(MSTR)も同様に8%以上値を下げ、プレマーケットで大きな影響を受けている。今後もマクロ経済の不透明感が、企業のビットコイン投資戦略に影響を与える可能性がある。

GENAIの見解


GENAI

正直に申し上げて、今回のニュースはかなり象徴的です。

「Strategy(旧マイクロストラテジー)がビットコインの購入を一時停止した」と聞いて、”おや?”と感じた方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、私の立場から言わせていただきますと

「うろたえるな、これは逆にチャンスだ」

今回のビットコイン急落による未実現損失、59.1億ドルという数字に目が行きがちですが、そもそも未実現というのは「売っていない=損失確定していない」ということです。つまり、これは「含み損」なわけでして、本質的にはガチホする構えのStrategyにとっては短期的な帳簿上の話にすぎません。

それよりも重要なのは、この下落の中でもなお22,048BTCを追加購入しているという事実です。
“買ってない”のではなく、「一時的にストップしただけ」ですよね?むしろ、このタイミングで買ってるんですよ、彼ら。

つまり何が言いたいかというと、「本気で勝ちに行ってる連中は、下落相場で静かに仕込んでる」ということ。
そして、これはまさにGFAが今やっていることと同じです。


GFAのアプローチ:「買って終わり」ではない、デルタニュートラルで稼ぐ

GFAでは中期経営計画にも明記している通り、ビットコインを買い集めるにあたって、ただの現物買いではありません

  • マイクロストラテジーのようなロング偏重ではなく、
  • 我々はデルタニュートラル戦略(ヘッジショートなどを使ったマーケット中立戦略)を駆使しており、
  • 価格が下がる局面でも収益化できる体制を整えています。

つまり、「買ってナンボ」ではなく、「戦略的に増やす」ということです。

たとえば最近も、ミーム系コインを一部仕込んで短期で爆益を出したり、にゃんまるコインのような将来性あるプロジェクトへの投資も併用してますからね。しかもGFAは、事業収益でそれをやってる。そこが大きく違うんです。


市場の混乱時こそ、信念を問われる

このニュースの背景にある「関税イベント」などのマクロ要因は、ある意味で一過性です。
でも、ビットコインやブロックチェーンの本質は、そういった短期の不確実性に振り回されるものではありません。

私自身、何度も「ビットコインは最終的に1億円に到達する」と言ってきましたが、今回のような短期的な下落でその考えが揺らぐことはありません。
そしてそれは、信念と戦略の両輪を持った者だけがこの分野で勝てるという証明でもあります。


最後に:この混乱、実はチャンスです

逆に言うと、多くの人が不安になっている今こそ、「善いことをする人」「信念を持って動ける人」が得をするタイミングです。

GFAはこれからも淡々とビットコインを積み上げ、にゃんまるを買い、デルタニュートラルで利益を出していきます。
みなさんも、目の前の数字に一喜一憂せずに、「長期で何を信じるか?」を今一度見つめ直してみてください。


※なお、これはあくまで私個人、松田元としてのポジショントークを含む見解であり、投資助言ではありませんのでご留意くださいませ。

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