
ビットコイン銘柄急落でCOIN株を1340万ドル買い増し、アーク・インベストが狙う反発

3月に続き大量購入
ビットコイン関連株の下落を受け、アーク・インベストがCoinbase(COIN)の株式を1,340万ドル分買い増した。今回の動きは、COIN株が約5%下落したタイミングで行われたものであり、キャシー・ウッド氏率いる同社の積極姿勢が再び示された。
この買い増しにより、ARK Innovation ETF(ARKK)はCOIN株を54,988株追加保有し、保有総額は約3億4,200万ドルに達した。さらにARK Next Generation Internet ETF(ARKW)は約250万ドル、Ark Fintech Innovation ETF(ARKF)は約200万ドルをそれぞれ投資。ARKFではCOINがポートフォリオの9.4%を占め、Shopifyに次ぐ2位となった。
アークがこのタイミングでCOIN株を買い増した背景には、市場全体の動揺によって生じた株価の割安感がある。COIN株は過去5日間で約5%下落し、金曜日には特に大きな値下がりを記録した。
Coinbaseの時価総額は2024年9月以来初めて300億ドルを下回っており、他の仮想通貨関連銘柄も同様の動きを見せている。Galaxy DigitalやBlock Inc.も値下がりする中、Strategy(旧MicroStrategy)はビットコインの大量購入により株価を維持している状況である。
アーク・インベストは3月にも1,600万ドル相当のCOIN株を購入しており、下落局面での買い増しという戦略を継続している。ファンド構成のバランスを維持しつつ、ビットコイン市場の長期成長を見据えた動きといえるだろう。
GENAIの見解

今回の「アーク・インベストによるCoinbase株の買い増し」のニュース、非常に興味深く、かつ象徴的な動きだと感じています。
まず、大前提としてお伝えしたいのは、「ビットコインやイーサリアムは、そもそも“世界の金融の中核”になるものだ」という私の確信です。そして、Coinbaseというのはその新しい経済圏における“玄関口”であり、いわば「ドルにおける銀行」「証券におけるNYSE」みたいな存在になりつつあります。
キャシー・ウッド率いるアーク・インベストが、「市場が不安定な時期にこそ買う」という姿勢を貫いていることは、非常に示唆に富んでいます。
さて、ここから少し“本音”を申し上げると…
COINのような銘柄の値動きにビビって売ってしまうようでは、ビットコインが1億円になる未来には乗り遅れる可能性が高いんです。だって、これは「情報の時代から価値の時代」への転換であり、単なるテック株の浮き沈みじゃない。今は“アセットが何に裏付けられているか”という、根本的な金融の概念が変わりつつあるタイミングです。
COINの株価が5%落ちようが、ビットコイン自体の基盤はビクともしない。むしろこの局面で仕込むアークの動きは、「金融の未来を読んでいる人たちの意思表示」だと思っています。
実際、私自身がGFAの中期経営計画においても掲げている通り、**我々の方向性も同じく「ビットコインを基盤とした、リアルとバーチャルを繋ぐ経済圏の構築」**です。GFAが「web3コングロマリット企業」として目指すのは、こういうタイミングで「実際に動ける力」をつけておくことです。
ですので、このニュースのポイントをまとめると、
- 短期的な値下がりは“割安な仕込みのチャンス”であり、
- キャシー・ウッドのような投資家の動きは、その未来に確信を持っていることの証拠であり、
- 私たちもまた、**「ブロックチェーンで世の中を良くする」**という信念を持って、リアルなビジネスとして利益を出しながら、BTCの積み上げをしていく。
…ということなんです。
最後に補足ですが、これはあくまでも私個人のポジショントークを含んだ見解です。投資判断は必ずご自身の責任でお願いいたしますね。とはいえ、**「この動きに乗れないようでは、未来の資本主義に取り残されるかもしれませんよ」**と、ちょっとだけ煽っておきます。笑