ビットコイン急増の可能性、セイラー氏が新たな購入を示唆

今後の購入に期待

マイクロストラテジー共同創設者のマイケル・セイラー氏が、新たなビットコイン（BTC）購入の可能性を示唆した。同社は新たな優先株式の発行により追加資本を調達している。

セイラーはX（旧Twitter）で日曜日にビットコインチャートを共有し、翌日の伝統的な金融市場のオープンに合わせたBTC購入をほのめかすような投稿を行った。この投稿には「もっとオレンジが必要だ」とのキャプションが添えられていた。

SaylorTrackerによると、同社の直近のBTC購入は3月17日であり、130BTC（約1,070万ドル相当）を取得し、保有総量は499,226BTCに達した。この購入は、過去の取引と比較して最小規模のものとなり、2週間の購入休止期間を経た後の再開となる。

さらに、3月21日には最新の優先株式の価格設定を発表した。今回の優先株式は1株85ドルで販売され、10%のクーポンが付与された。マイクロストラテジーは、この発行によって約7億1,100万ドルの収益を見込んでいる。

セイラーはビットコインの普及を推進し、上場企業に対してBTCを財務資産として採用するよう奨励している。また、米国政府に対しても、ビットコインの購入を求め、2035年までに総供給量の25%を確保すべきだと主張している。彼は「21世紀のグローバル経済を支配するためのデジタル資産戦略」と題した提案を発表し、包括的な規制枠組みの整備を訴えた。

最近のBlockworks Digital Asset Summitでの講演では、「ゴールドはS&P指数に対して2倍以上の劣後パフォーマンスを示しており、人類の歴史上唯一価値を持ち続ける商品はビットコインだけだ」と述べた。

市場の調整局面にもかかわらず、マイクロストラテジーのビットコイン投資は依然として28%以上のリターンを維持しており、評価益は93億ドルを超えている。

いやもう、この人は一貫してブレませんね。マイクロストラテジーはすでに約50万BTCを保有し、評価益も驚異的な数字になっています。それでもまだ「もっとオレンジが必要だ」と言うんだから、セイラーはまさに「ビットコイン伝道師」の極みです。

このニュースをどう見るか？私の意見はシンプルです。 「ビットコインを持たない企業や国は、今後のデジタル経済競争において確実に後れを取る」 ということです。

セイラーの戦略とその意味

マイクロストラテジーは、社債や株式発行で資金を調達し、それをビットコインに全振りする戦略を取っています。今回の優先株発行もその一環でしょう。ただし、GFAの戦略とは少し異なります。
私たちGFAは、 「ビットコインを買い集める原資は、増資や社債ではなく、事業利益によるもの」 というポリシーを持っています。つまり、マイクロストラテジーのように借金してまでBTCを買うのではなく、 しっかり事業で利益を出し、それをビットコインに変換していく というスタンスです。

日本企業や政府はどうするべきか？

セイラーはアメリカ政府にもビットコイン購入を呼びかけていますが、日本政府はどうでしょう？円安が進み、国債発行しまくり、社会保障費は増大…。このままでは、ますます日本円の価値が下がっていくのは目に見えています。それならば、 政府レベルでビットコインを戦略的準備資産として保有するのは、むしろ当然の選択肢 ではないでしょうか？

現時点でのビットコインは、ETF承認や半減期の影響で市場が盛り上がっていますが、これはまだ序章に過ぎません。マイクロストラテジーがさらにBTCを積み増すなら、これが市場に与える影響も考慮すべきでしょう。

GFAのスタンス

GFAとしては、 ビットコインを基軸資産としつつ、下落局面ではヘッジをかけ、デルタニュートラル戦略を駆使して爆益を狙う という方針です。また、 短期的な利益を狙ってミームコイン戦略も取り入れる 予定です。その筆頭が 「にゃんまるコイン」 ですね。これが日本版ドージコインとして成長すれば、日本のWeb3市場もさらに活性化するでしょう。

まとめ

セイラーの動きは、単なる投資戦略ではなく、 ビットコインが世界の基軸資産となる未来を示唆している と思います。これに対し、日本の企業や政府がどう対応するかが重要です。GFAは、 ビットコインの未来を見据えつつ、独自の戦略で市場をリードする ことを目指します。

この見解は、私の個人的な考えも含まれていますので、最終的な投資判断は各自でお願いいたします。