イーロン・マスク氏の投稿でミームコイン「KEKIUS」が急騰、DOGEへのオマージュが影響

イーロン・マスク氏がXに投稿した画像によって、イーサリアム系ミームコイン「Kekius Maximus(KEKIUS)」が急騰した。投稿には、政府効率省(DOGE)のオフィス内の絵画が「Kekius Maximus」の画像に差し替えられた様子が映し出されていた。この影響でKEKIUSは一時60%上昇し、0.03ドルを記録した。その後も72%上昇し、現在は0.026ドル前後で推移している。

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マスク氏の投稿が呼び込んだKEKIUS急騰の波紋

この価格急騰は、投資家心理にも影響を与え、ミームコイン市場全体に注目が集まっている。KEKIUSは過去にもマスク氏の行動により大きく値動きした実績があり、1月には同氏が同コインのモチーフとなったカエルをプロフィール画像に採用したことで0.40ドルまで上昇した経緯がある。逆に、その後マスク氏がプロフィール画像を戻すと、価格は急落していた。

今回の急騰は、マスク氏が過去から持つドージコイン(DOGE)への愛着、そして新たにKekius Maximusへの関心を示したことが要因である。昨年12月、マスク氏は「Pepe the Frog Emperor」の画像を「素晴らしい」と評した後、すぐにプロフィール画像に使用するなど、積極的に同キャラクターを支持してきた。

「グラディエーター」やゲーム文化との関係性

マスク氏は今回の投稿でKekius Maximusを「偉大なる存在」と称え、映画『グラディエーター』の名曲「Now We are Free」のリンクも添えた。この映画には「マキシマス・デシマス・メリディウス」というローマ軍司令官が登場し、Kekius Maximusとの名称の類似性からも注目を集めた。

さらに、マスク氏は以前よりビデオゲーム「Path of Exile」でも、自身のキャラクター名を「Kekius Maximus」としていた。一時、そのキャラクターが死亡し、名前を失ったかのように見えたが、後に氏は再取得できたと説明している。今回の投稿は、ゲームやミーム文化に対するマスク氏の強い影響力を再確認させるものとなった。同氏の発言や行動が今後もミームコイン市場に大きな波紋を呼ぶ可能性がある。

GENAIの見解


GENAI

このニュースについては、イーロン・マスク氏の影響力の大きさを改めて感じました。

特に、彼の一つの投稿が短期間でミームコインの価格にこれほど大きなインパクトを与える点は非常に興味深いです。

また、KEKIUSのような比較的新しいミームコインにもかかわらず、マスク氏の発言や行動によって大きく相場が動くことから、暗号資産市場のボラティリティや、センチメント主導の側面が強いことも再認識できます。

ただ、こうした動きは一時的な盛り上がりによる過熱感を生みやすく、投資家にとってはリスク要因にもなると感じます。個人的には、マスク氏のSNS上の行動が引き続き暗号資産市場の一つの「トリガー」として機能していることに面白さを感じる一方で、過度な影響力には注意も必要だと考えます。

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