トランプコイン(TRUMP)とは?トランプ大統領との関係・価格急騰の理由から将来性まで解説!

プロトレーダー Trader Zのイチ押しポイント!


  • トランプ大統領が宣伝したことで価格が急騰したミームコイン
    • トランプ大統領自身は運営に一切関与していないと主張している
    • トランプ氏が大統領に就任したタイミングで宣伝したことで大注目され、価格が急騰した
  • 最高値更新からの急落にはトランプ氏の間接的な関与が報道されたことなどが要因になった
    • トランプ氏の関連企業2社がTRUMPの80%以上を握っていることが明らかになった
    • 現職の大統領が私的ビジネスに関与し、利益を得たため利益相反や倫理観の問題などが指摘された
  • 時価総額はそれなりにあるが、初心者にはあまりおすすめできない通貨
    • 現職の大統領という影響力が強すぎるため、価格が操作されやすい
    • 価格を下落させてから買い上げたり、逆に価格を釣り上げたりが簡単に行える
    • 価格変動に一喜一憂しない心の強さが必要
Trader Z

元アメリカ大統領の口から「仮想通貨を発行しました」という言葉が出てくるとは前代未聞の出来ごとです。
流石の影響力で、価格は一時期十数倍まで膨れ上がりました。

Trader Z

ただ、これからトランプコインを購入する方は少し気をつけたほうが良いかもしれません。
実際にトランプ氏が運営に関わっているとしたら、簡単に価格を操作できますし、下げてホルダーを減らしてから価格を釣り上げたり、急に釣り上げたりすることができる可能性があるため、購入する場合は余剰資金で保有しておくくらいがちょうど良いでしょう。

Trader Z
ディーリングアドバイザー

世界第3位の仮想通貨取引所であるMEXCのトレーダーランキングにおいて、常に上位にランキングされる世界有数のトレーダー。
2024年10月には1,229,864,919.71USDT(日本円に換算して 1920 億円)の取引を行い、第1位となる。2024年12月にGFA Capital社が行う暗号資産ディーリング業務のアドバイザーに就任。

監修 Trader Z
ディーリングアドバイザー

世界第3位の仮想通貨取引所であるMEXCのトレーダーランキングにおいて、常に上位にランキングされる世界有数のトレーダー。
2024年10月には1,229,864,919.71USDT(日本円に換算して 1920 億円)の取引を行い、第1位となる。2024年12月にGFA Capital社が行う暗号資産ディーリング業務のアドバイザーに就任。

目次

トランプコイン(TRUMP)とは?【概要】

項目内容
正式名称OFFICIAL TRUMP
ティッカーシンボルTRUMP
ローンチ時期2025年1月頃(トランプ大統領就任直前に話題となったタイミング)
対応チェーンSolana(ソラナ)
通貨の種類ミームコイン(暗号資産)
公式サイトhttps://gettrumpmemes.com/
公式SNShttps://x.com/GetTrumpMemes

トランプコインはいわゆる「ミームコイン」の一種で、ドナルド・トランプ氏が2024年の大統領選で注目を集めていたタイミングにあわせて世に出ました。
ミームコインとは、特定の話題や有名人のイメージを取り入れて、コミュニティの盛り上がりによって価格が変動しやすい仮想通貨の総称です。

トランプコインはメディア露出の多さから一気に知名度を高めましたが、その一方で「本当にトランプ氏が公認しているのか」という点が、当初から議論になっていました。

このコインは発行上限が定められているため、所有者が増えると希少性が高まるかもしれません。
ただし、トランプ氏という人物が持つ政治的影響力が価格変動に直結する可能性もあるため、他のミームコインとは異なるリスクが潜んでいる点に注意が必要です。

トランプコインとドナルド・トランプ氏の関係

トランプ氏は公式に関与している?

トランプコインの名前から「トランプ氏本人が公式に発行したコイン」と認識する人も少なくありませんでした。
しかし、立ち上げ当初はトランプ氏本人やその事務所から明確なアナウンスがなかったため、真偽がわからないまま一部の投資家やトレーダーだけが盛り上がっていた経緯があります。

その後、SNSなどでトランプ陣営関係者が言及する場面が増えたことによって、トランプ氏の周辺組織が少なからず関わっている可能性が表面化しました。ただし、「トランプ氏本人がどこまで深く携わっているか」は現在もはっきりしない部分が残っている状況です。

コイン発行の経緯・背景

発行のタイミングがトランプ氏の政治活動やメディア露出と重なったことで、一気に知名度を獲得したといわれています。背景としては、米国内で仮想通貨が急速に普及し始めた頃合いだったことが大きいでしょう。

ドージコイン柴犬コインなどのミームコインが台頭し、海外の投資家を中心に「次に伸びそうな話題性ある通貨」に資金が流れやすい環境が整っていたと考えられます。

トランプ氏の政治思想や強烈な支持者層も相まって、コイン発行直後からSNSを通じた拡散が進みました。こうした動きがミームコイン特有の“面白さ”と結びついたことが、大きな注目を集める一因になったと考えられます。

TRUMPコインが炎上したのはなぜ?

トランプコインは話題性と同時に炎上騒動も引き起こしました。
最大の理由は、名前のインパクトに対して正式な公表が曖昧なまま拡販が行われた点です。

トランプ氏関連のCIC Digital LLCおよびFight Fight Fight LLCという2社がTRUMPトークン全供給量の80%を間接的に保有しており、取引手数料収入の分配先にもなっています​​。
これらの企業はトランプ一家が管理しており、トランプ氏自身は大統領就任に伴い資産を信託に預ける意向を示したものの、依然として彼のビジネス帝国の一部としてコイン運営に利益が還元される仕組みです​。

批判的なメディアや投資家は「政治利用の意図があるのではないか」と疑問を呈しましたし、本人の関与が明確になるにつれて「利益相反ではないか」という声が上がったことも大きな要因です。

海外の規制当局が著名人や政治家と関連する仮想通貨を厳しくチェックするようになったタイミングだったこともあり、疑いの目が向けられやすい状況でした。そのため「公式の資金集めではないか」「政治資金規制に触れるのでは」など、さまざまな憶測が広がった結果、炎上と言える状況に発展しました。

トランプコイン(TRUMP)が有名になった理由

ドナルド・トランプ氏の影響力

多くのミームコインは、SNSで偶然的に話題が拡散されるケースが目立ちます。

トランプコインに関しては、政治的に発言力の強い人物の名前を冠していたため、瞬時に多くのメディアや投資家が注目しました。トランプ氏には強烈な支持者が存在する一方で、反対派も多く、その賛否両論がさらに世間的な知名度を高める結果になっています。

加えてトランプ大統領の大統領就任には、暗号資産に理解のある政権が誕生するのではないかと期待がこもっていたため、既存の投資家も含め多くの人が注目したと考えられます。

また、トランプ氏はもともとビジネスマンとしても成功を収めてきた人物です。そのブランド力は商品やサービスの販促に直結しやすく、仮想通貨のような投機要素の強いジャンルでは、話題が大きなマーケットを生む可能性が高まると考えられます。

ミームコインブームと時代背景

トランプコインが誕生した時期は、ドージコインや柴犬コインなどの急騰によって「ミームコインでも大きなリターンを得られるかもしれない」という期待感が市場に広がっていました。

SNSを舞台にした投資ブームやオンラインコミュニティの加速によって、新しいトレンドに乗りたい投資家が殺到する流れができあがっていました。

ちょうどそのタイミングで、世界中で有名な政治家と結び付けられたコインが登場したため、より多くの人が「面白そう」と飛びついたのです。こうしたブームの勢いが、トランプコインを一気に有名に押し上げる原動力になったと見られています。

トランプコインの価格が急騰/下落した背景

急騰の主な要因

トランプコインが最初に急騰した背景には、限られた情報だけで盛り上がるミームコイン特有の現象がありました。
トランプ氏の影響力やSNS上での拡散が一気に火をつけたため、投資家が「大きく値上がりするかもしれない」と期待して買いに走ったと考えられています。

ローンチ時には総供給10億枚のうち市場に出回ったのは2億枚(20%)のみで、残りは企業にロックされていました​。
流通量が限られる中で世界中から買い注文が殺到したため、需給逼迫により価格が跳ね上がったとみられます。

トランプ新大統領が暗号資産に友好的な姿勢を示したことから、「規制緩和や市場活性化が進む」との期待が仮想通貨全般に広がっていました​。
実際、トランプ氏就任への期待感でビットコイン価格も就任式前後に史上最高値(約10万9000ドル)を更新しています。

こうした市場全体の強気ムードの中で、トランプ政権を象徴するトークンとしてTRUMPコインにも資金が流入しやすい環境にあったのではないでしょうか。

下落の主な要因

急激に上昇したミームコインは、その反動で下落が起きるケースが多いです。トランプコインも大口投資家が利益を確定させる売却を行ったり、トランプ氏の政治発言に混乱が生じたりすると、一気に相場が冷え込む可能性がありました。

実際に、1月20日の大統領就任演説でトランプ氏がビットコインや自らのコインについて触れるとの期待がありましたが、実際には暗号資産への言及が一切ありませんでした​。
これに失望した市場参加者がセール・ザ・ニュース(事実売り)で売却に動き、就任式当日から翌日にかけて価格が急落しています。

前述の通りTRUMPコインの80%はトランプ関連企業2社が握っています。この異常に高いインサイダー保有率は投資家に警戒感を抱かせる要因となりました​。
特に「運営側が巨額のトークンを保有し、いつでも市場に放出できる状態」は、価格操作(ポンプ・アンド・ダンプ)への不安を招きます​。

トランプコイン(TRUMP)に関するニュース

注目されているトピックス

2025年3月の段階では、トランプ氏の周辺から「暗号資産に前向きな姿勢を示す発言が相次いでいる」という報道がありました。政府や規制当局が仮想通貨をどう扱うか議論する場面が増えてきており、トランプ氏がその議論の中心にいる可能性があります。

時価総額は約23億ドル(3,300億円程度)で仮想通貨全体のランキングでは40位前後に位置し、依然トップ50圏内を維持しています​。取引高も1日あたり数億ドル規模を保っており、市場の流動性は高い状態です​。急騰直後の熱狂は落ち着いたものの、依然として大勢のトレーダーが売買に参加している状況です。

一方、プロジェクトに関するニュースとしてはユーティリティ(実需)の拡大が進んでいます。1月末には「TRUMPトークンがトランプ大統領の公式グッズ購入に利用可能になる」と発表され、実際にトランプ関連のオンラインショップで決済手段として使えるようになりました​。

参考:diamond.jp/binance.com

市場や投資家の反応

相場の面では、以前のような急騰は落ち着いていますが、SNS上ではミームコインとして一定の存在感を保っています。政治関連の話題とリンクしやすいため、トランプ氏がメディアで取り上げられるタイミングで価格が動くことも少なくありません。

投資家の間では「高リスクだが、トレンドを読むと短期利益を狙えるかもしれない」という見方がある一方で、「投資対象としては不確実性が大きすぎる」と警戒する声も残っています。
政治的なアナウンスが価格に直結する可能性がある分、情報収集やタイミングの見極めが重要とされています。

トランプコイン(TRUMP)の将来性・今後のシナリオ

ポジティブシナリオ(期待できる要素)

トランプ氏のブランド力がミームコイン市場を再び盛り上げるかもしれません。
さらに、新たなユースケースが増えれば、実需の拡大で価格が下支えされる可能性があります。

将来的にトランプ氏が仮想通貨政策を後押しする場面が増えれば、投資家の関心が高まり、思わぬ価格上昇につながる展開も考えられます。

トランプ氏の支持者は熱狂度が高いことで知られているため、「記念に保有したい」というニーズが一定数存在し続けるかもしれません。
こうしたコアコミュニティが支えとなり、市場環境次第では再度注目される場面もあり得ます。

ネガティブシナリオ(リスク要因)

トランプ氏が政治的に不利な立場に置かれたり、コインに対する関心が薄れたりすると、一気に価格が下落する恐れがあります。

多くのミームコインと同様に、プロジェクトの継続性や実用性が確立されていないことから、投資家が一斉に手放すリスクが残ります。

また、規制面のリスクは無視できません。
政治家の名前が絡んだ通貨という特性上、各国の規制当局が注目する可能性が高く、法的な問題が発生すると取引停止や上場廃止などの事態に発展する可能性はゼロではありません。

投資する際に気をつけること

トランプコインは政治ニュースや時事ネタとリンクしやすいため、日頃から情報収集を怠らない姿勢が求められます。トランプ氏が公的な発言を行ったり、規制当局が法整備に動いたりしたときに価格が動きやすいため、瞬間的な判断が必要になることも考えられます。

反面、長期的に保有するとしてもリスクは高めです。供給量の大部分が特定の運営サイドに集まっている可能性や、プロジェクト自体の透明性が課題とされる部分もあるため、慎重に検討したほうがいいでしょう。投資を考える際は「万が一大きく値下がりしても困らない範囲」に留める意識が大切です。

トランプコイン(TRUMP)まとめ

トランプコインは、元米国大統領の名前を冠した異色のミームコインとして大きな注目を集めました。
話題性に支えられた急騰と、それに続く急落が繰り返される不安定な値動きもあり、投資家の間で議論が絶えない存在です。

政治的影響力が強い人物と結びついていることから、今後も突発的なニュースで市場が動く可能性があります。

最終的にトランプコインの購入を決めるかどうかは、あくまで自己責任になります。
プロジェクトの透明性やトランプ氏本人の発言、規制当局の方針など、不確定要素が多い点を十分に理解しておくことが大切です。

投資の際には情報をこまめに収集しながら、自身の資金計画に合った範囲でリスクを取るよう心がけてみてください。

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