仮想通貨のデルタニュートラル戦略とは?価格変動リスク0で稼ぐ超簡単手法を紹介!

プロトレーダー 木田のイチ押しポイント!


  • デルタニュートラルとは、どんな値動きがあってもトータルの損益が変わらない状態のこと
    • 現物の買いと先物の売り(レバレッジ1倍)を組み合わせて両建ての状態を作る
    • 現物の買いとオプション取引を組み合わせる手法もある
  • デルタニュートラルは値動きではなく金利で安定して稼ぐ手法のため初心者にもおすすめ
    • ショートポジションによるファンディングレート(資金調達率)で稼ぐ手法
    • バブル崩壊や急騰時のリスクを0にして、金利で安定して稼ぐことができる
  • リスクゼロと言われるが、全くのゼロというわけではない
    • 取引所の破綻やハッキングなどの環境要因や外部要因についてはリスクが存在する
    • ファンディングレート(資金調達率)の変動でマイナスになる可能性もある
木田 陽介

デルタニュートラル戦略は、特にボラティリティ(値動き)の大きい仮想通貨市場では、大きなトレンドに巻き込まれても、安定して月利10~15%ほどを稼ぐことができる手法として重宝されています。

木田 陽介

デルタニュートラルを行う場合は、なるべく破綻リスクを避けるため大手の海外取引所で行う方がおすすめです。
そのため、GMOコインで手数料をかけずに海外取引所にビットコインを送金しましょう!取引所で指値注文をして、購入・売却時の手数料収益を得ることも忘れずに!

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木田陽介
GFA WEB3アドバイザー

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業のビートホールディングスに6億円でM&Aをし、同企業にて2020年10月〜12月の3ヶ月間で仮想通貨運用益2500万円を達成する。現在はCoinOtaku代表を退任し、GFA株式会社のWEB3アドバイザーに就任。

監修 木田 陽介
GFA WEB3アドバイザー

2016年仮想通貨トレード開始。2017年株式会社CoinOtaku共同創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業のビートホールディングスに6億円でM&Aをし、同企業にて2020年10月〜12月の3ヶ月間で仮想通貨運用益2500万円を達成する。現在はCoinOtaku代表を退任し、GFA株式会社のWEB3アドバイザーに就任。

目次

デルタニュートラルとは

この章の内容
  • 価格変動を相殺し、リスクを低減する戦略
  • 価格変動ではなく、金利で安定して稼ぐ戦略
  • 現物と先物、またはオプションなどを組み合わせるアプローチ

仮想通貨の相場は株式以上に大きく変動することが多く、短時間で大幅に値上がり・値下がりするケースも珍しくありません。デルタニュートラルは、こうした値動きに振り回されないよう保有資産の「上がっても下がってもトータルの損益がほぼ変わらない」状態を作る戦略です。

具体的には、現物の買いポジションを持ちながら同数量の先物ショートを組み合わせたり、コールオプションとプットオプションを組み合わせる形で構築することが多く見られます。

値動きによるキャピタルゲインではなく、ファンディングレートなどの固定収入を得ることで収益を伸ばしていくことを目的としています。

デルタニュートラルの基礎概念

デルタとは、資産価格が1単位動いたときにポジション全体がどれだけ動くかを示す指標です。
デルタ値をプラスとマイナスのポジションで打ち消し合い、合計をゼロ付近に保つことが「デルタニュートラル」の基本発想といえます。

仮想通貨市場ではビットコインを中心に先物取引の整備が進んでいるため、株式よりも少ない資金でこうした中立ポジションを取りやすくなりました。

仮想通貨で注目される背景

仮想通貨のトレーダーや投資家の多くは、ボラティリティによる大きな損失リスクを常に抱えています。

現物のみを保有していて値下がりした場合、大幅に資産を失う恐れがあるからです。
デルタニュートラルを使うと値動きの方向に依存せず、ファンディングレートやオプションのプレミアムなどからインカムを得られるため、リスクを抑えたい投資家から注目が集まっています。

デルタニュートラルのやり方

デルタニュートラルのやり方
  • 国内取引所から海外取引所へBTCを送付
  • 海外取引所で現物を担保に同じ量のショートを注文

海外取引所にBTCを送付するときはGMOコインなど、送金手数料が無料の国内取引所を使用するのがおすすめです。
今回はGMOコインとBybitを使用して解説していきます。

GMOコインでは、取引所で指値注文をしてmakerとして取引をすると手数料がもらえる、マイナス手数料が導入されているので、そちらを活用して取引していきます!

海外取引所でデルタニュートラルを行う場合は、仮想通貨の送金手数料が無料のGMOコインで送金することでお得に始めることが可能です!

まだGMOコインの口座を持っていない方は、今回を機に一度口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

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国内取引所から海外取引所へBTCを送付

STEP

アプリ画面から預入/送付を選択

アプリのホーム画面から、「預入/送付」を選択し、送付する通貨を選択します。

ここではBTCを選択しましょう。

STEP

宛先リストの新規追加

BTCの送付画面に移ったら、今度は送付先の取引所ウォレットを宛先として追加します。

「新しい宛先を追加する」から宛先を追加できます。
最初は「GMOコイン以外」を選択しましょう。

次に「取引所・サービス指定のウォレット」と「ご本人さま」を選択します。
本人情報の確認に移りましょう。

STEP

本人情報の確認と宛先の登録

本人情報をまずは確認して、その後誤りがなければ宛先情報の登録に入りましょう。

まず、「宛先名称」を自分でつけます。
その後Bybitの「ビットコインアドレス」を入力し、送付先を「日本以外」に選択してください。

Bybitの場合は「送付先の住所」を「アラブ首長国連邦」に設定し「送付先の名称」を「Bybit Fintech Limited」と入力します。

その後確認画面へ移り、何も問題がなければ「登録する」を選択しましょう。

STEP

メールを確認

登録しているメールアドレスに、宛先リスト登録をリクエストするためのメールが送信されます。

メールを確認し、添付されているリンクをタップしてリクエストを完了させます。
その後リクエストが認証されたら送付の準備は完了です。

STEP

登録した宛先にBTCを送付

宛先の登録が完了したら、また「預入/送付」を選択します。

その後画面が切り替わったら「BTC」を選択しましょう。

先ほど登録した宛先を選択して、BTCを送金する量と送付目的を入力します。

最後にSMSで2段階認証をコードを受け取って入力します。
「確認画面へ」をタップし、送付する量や宛先などの最終確認を行います。

最後に宛先と送付数量、目的などが問題なければチェックを入れます。

「実行」をタップすれば送付は完了です。
送付した取引所側で反映されるのを待ちましょう。

海外取引所で現物を担保に同じ量のショートを注文

STEP

口座に入っている資産を確認

自分のアカウントに入っている資産を確認し、BTCでデルタニュートラルを行う場合はBTCをタップして詳細画面に移ります。

画面が切り替わったら、担保として利用するにチェックを入れましょう。
これでBTCを担保にショートを入れることができ、デルタニュートラルな状態を作ることが可能です。

STEP

BTCUSDペアのデリバティブ取引画面へ移動

BTCを担保にできたら、今度はショートを入れてデルタニュートラルな状態を作ります。
上記画像を参考に「デリバティブ」「無期限契約」「インバース型」の中にある「BTCUSD」を選択しましょう。

その次にショートを選択して、取引画面に移ります。

STEP

実際にショートを注文

取引画面に移ったら、次はレバレッジ1倍のショートを注文します。

指値注文を選択して、レバレッジを1倍に設定しましょう。
その後、自分のBTCと同等の数量を入力して「ショート」を選択しましょう。

口座にBTCが入っているのに、同じ量を注文できないという方は、資金振替ができていない可能性があるのでまずはそちらを済ませてからにしましょう。

BTCの資産画面の左下から「振替」を選択します。
その後「資金調達アカウント」から「総合取引アカウント」に振替ができるように選択します。

その後「確定」を選択して、取引画面に戻れば注文できるようになっているはずです。

STEP

デルタビュートラルが完了

注文が完了すると「ポジション」の欄にショートポジションが表示されるようになります。

これでデルタニュートラルな状態は作成完了です。あとは金利での収入を待ちましょう。

デルタニュートラルを活用するメリット

この章の内容
  • 価格変動リスクを抑えられる
  • 安定したインカム収益を狙える
  • 相場予想に依存せず取引しやすい
  • 精神的な負担が少なくなる

価格変動リスクを抑えられる

デルタニュートラルでは、たとえば現物を買う一方で同じ数量の先物をショートするように、プラスとマイナスのポジションを組み合わせて価格変動の影響を打ち消していきます。

これにより、仮想通貨の激しい値動きがあっても、資産全体の評価額が極端に上下しにくくなる点が大きなメリットです。
暴落局面でも先物ショート側の利益が現物の含み損をカバーするため、資産を守りやすくなります。

安定したインカム収益を狙える

現物と先物を組み合わせて持つ場合、無期限先物に付随するファンディングレートがプラスならば、ショートポジションを持っているだけで一定の金利収入を得られる可能性があります。

価格の上下によるキャピタルゲインを狙うのではなく、安定収益の確保を目指す人にとっては有力な選択肢です。
オプション取引を組み合わせた場合も、時間価値やボラティリティを利益源にする戦略が可能となり、相場の方向感に頼らず継続的な収入を期待できる点が魅力です。

相場予想に時間を割かなくて良い

デルタニュートラルは「上がるか下がるか予想が難しい」という場面でも、プラスとマイナスのポジションがほぼ相殺されるため、相場の方向に大きくかける必要がありません。

市場が上昇しても下落しても、トータルの損益が中立化される設計なので、「予想が当たらずに大きく損するのでは」といった不安を緩和できます。
その分、相場分析に時間を割かずとも資金管理に集中できる利点があります。

精神的な負担が少なくなる

激しい価格変動が特徴の仮想通貨では、現物の買いポジションだけを持っていると、毎日のように値動きに一喜一憂しやすくなります。
デルタニュートラルを組んでおくと、相場が急落しても大きく資産を失う心配が少なくなり、トレード上の不安やストレスを軽減できます。

感情的な売買を避けたい人や、仕事や私生活が忙しいため四六時中相場を見ていられない人にとっては、長続きしやすい運用スタイルといえるでしょう。

デルタニュートラルのデメリット

この章の内容
  • 上昇相場での機会損失
  • 取引所リスク・プラットフォーム依存
  • ファンディングレートや相場状況の変動リスク
  • 税務処理や手数料負担の増加

上昇相場での機会損失

デルタニュートラルは、価格変動を相殺するという性質上、大幅な価格上昇があっても現物側の含み益を先物やオプションの損失が打ち消してしまいます。

そのため、強気相場で大きく値上がりしそうな通貨を抱えていた場合でも、キャピタルゲインを取り逃すことにつながります
これがデルタニュートラル最大のトレードオフであり、ハイリスク・ハイリターンを狙う投資家にとっては退屈に感じる部分です。

取引所リスク・プラットフォーム依存

資産を置いている取引所が破綻したり、ハッキング被害を受けたりすると、いくらデルタニュートラルで価格変動のリスクを抑えていても、預けた資金そのものが戻ってこない可能性があります。

特に無期限先物やオプション取引は大手取引所に限られることが多く、分散が難しいケースもあります。
プラットフォームの選択やセキュリティ対策が、通常の現物投資以上に重要になる点は見逃せません。

ファンディングレートや相場状況の変動リスク

無期限先物で得られるファンディングレート収益は常に一定ではなく、市場参加者のポジションバランスや相場のムードによってプラスとマイナスが変わり続けます。

ファンディングレートがマイナスになれば、デルタニュートラルであっても持っているだけでコストが発生する可能性があります。
また、現物と先物の価格が思わぬ乖離を起こすケースでは、ポジション調整が追いつかずにデルタがズレてしまい、意図せず損益が生じることもあり得ます。

税務処理や手数料負担の増加

現物だけの売買に比べると、先物やオプションなどデリバティブを組み合わせるほど取引回数や必要な手続きが増えやすくなります。

その結果、スプレッドや取引手数料の支払いが増え、最終的な利益を圧迫する可能性も否定できません。
さらに、日本国内では先物やオプションの損益が雑所得扱いになる場合が多く、現物取引との損益通算ができないなど複雑な税務上の問題が生じやすい点にも注意が必要です。

デルタニュートラルに向いている人・タイミング

この章の内容
  • ボラティリティが苦手で資産の安定を重視する人
  • 保有通貨を売却せず一時的に下落リスクを回避したい人
  • 強気相場でファンディングレートが高いときにインカムを狙いたい人

デルタニュートラルは一攫千金を目指す投資家というより、リスクをコントロールしながら着実に利益を積み重ねたい人に向いています。

ボラティリティが激しい銘柄を保有しているが売りたくないケースや、市場の先行きが読みにくいときに値動きを気にせずポジションを維持したい場面でも役立ちます。

投資家のタイプ

価格が数十%単位で乱高下する相場を不安に感じる人や、精神的負担なく安定した収益を得たい人は、デルタニュートラルが候補に挙がります。

レバレッジを抑えて現物と先物を同量ずつ持つだけなら、初心者でも仕組み自体は比較的シンプルなので安心感があります。

相場状況

暴落が予想される局面では、現物を売却せず先物ショートを活用することで資産価値の下落をヘッジできます。

逆に強気相場では、ロングポジションが多いぶんファンディングレートがプラスになりやすい傾向があるため、ショートを持つ側に金利が入りやすくなる利点があります。相場の方向感が読みにくい中立的な期間にも有効です。

デルタニュートラルは実際にどうやるのか

この章の内容
  • 現物+先物(無期限先物)
  • オプションを使ったデルタニュートラル
  • ペアトレードによる市場中立戦略

デルタニュートラルを実現する方法は一つではありません。
初心者にとって比較的取り組みやすいのは、現物と先物を同数保有する「シンプルなヘッジ方法」です。

より高度な戦略としては、オプションを利用してボラティリティそのものを収益源にしたり、相関性の高い銘柄をロングとショートで組み合わせるペアトレードを実践する方法もあります。

現物+先物取引

現物を買う一方で、同数量の先物ショートを建てて価格変動を相殺するやり方が代表例です。

ビットコインなど主要通貨の無期限先物を使えばファンディングレートを収益化でき、値動きによる損益がゼロに近いためボラティリティに悩まされにくいのが特徴です。

無期限先物とは

ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄で提供されている先物取引形態で、原則期限がなく永続的にポジションを保有できます。

8時間ごとや一定間隔で発生する資金調達率(ファンディングレート)によってロングとショートのいずれかが手数料を支払い、もう片方が受け取る仕組みです。

実践手順

取引所で現物を購入し、同額相当のショートポジションを先物市場で建てます。たとえば1BTCを持つなら1BTC分の先物をショートしておくイメージです。

レバレッジは1倍相当であれば単純に価格変動リスクを相殺でき、あとはファンディングレート収入を待つだけです。
市場環境によって資金調達率が変動するため、状況に応じてポジションを増減させたり、強気・弱気相場での金利差をよく確認することが重要です。

オプションを使ったデルタニュートラル

オプション取引(コールとプット)を組み合わせ、ポートフォリオのデルタ合計をゼロに近づけるやり方です。
株式オプションで伝統的に使われてきた戦略ですが、近年はビットコインやイーサリアムのオプション市場でも応用可能になっています。

コール・プットの組み合わせ

ビットコインの現物を持っているならプットオプションを買い、価格下落時の損失をカバーする形でデルタを中立化するケースがあります。

あるいはコールとプットの両建て(ストラドル戦略など)で価格変動の方向性を排除しながら、ボラティリティを収益源にする手法も存在します。

注意点

オプションの売買にはプレミアムがあり、また時間価値が減少していく性質があります。相場のボラティリティが低下すると思わぬ損失が発生することもあるため、先物ヘッジより複雑で上級者向けです。

流動性が限られた取引所も多いため、希望の価格で注文が通りにくいリスクにも留意すべきです。

ペアトレードによる市場中立

相関性の高い銘柄同士でロングとショートを組むことで、市場全体のトレンドを中立化し、相対的な値動きの差を収益源にする戦略です。

たとえばビットコインをショートし、イーサリアムをロングすると、市場全体が下落しても両銘柄がある程度同じ幅で動くため損益が相殺されやすくなります。

銘柄の相関と選定

主要銘柄であればビットコインとイーサリアム、あるいはイーサリアムと関連の強いアルトコインなど、過去の値動きが高い相関を示すペアを選びます。
ただし新興銘柄だと相関が急に崩れることもあり、完璧なデルタニュートラルを維持できなくなる可能性があるため注意が必要です。

実践時のポイント

取引量やスプレッドが大きい銘柄を選ぶと、売買成立でスリッページが発生しにくくなります。また取引所をまたいだアービトラージに挑戦する場合、それぞれの口座開設や入出金手数料などの事務作業を考慮しなければなりません。

最初は流動性が高い大手取引所と主要ペアから始めるほうが無難です。

デルタニュートラルで運用している際の注意点

この章の内容
  • 取引所リスク(破綻・ハッキング)
  • 税金や手数料の精算を含むコスト面
  • ファンディングレートや価格乖離への対処

実践を始める前に、取引を行う環境とコスト構造をしっかり把握しておく必要があります。

利益が出る見込みでも、思わぬコストがかさんだり流動性不足で狙ったタイミングで決済できなかったりする可能性があるからです。

取引所リスクと流動性

取引所の経営破綻やハッキングなどは仮想通貨特有のリスクです。

いくらデルタニュートラルでリスクを抑えても、預けている資産自体が戻ってこなくなる可能性がある以上、分散管理や信頼性のあるプラットフォーム選びは重要です。
さらにマイナー銘柄では取引量が少なく、大口注文で価格が大きく動きやすい点もネックになります。

税金と手数料

日本国内の場合、先物取引やオプション取引の利益は雑所得として扱われることが多く、現物と同様に総合課税となるケースがあります。
損益通算が認められない取引形態もあるため、確定申告時には専門家の助言や専用ツールの活用を検討したほうが良いでしょう。

頻繁にポジションを調整するほど手数料も増えるため、利益を得る前提であっても実質的なコスト負担が高くなる点を見落とさないようにしてください。

デルタニュートラルに関するよくある質問

この章の内容
  • 小額投資での実践方法
  • 急騰時の対応策
  • 初心者でも可能かどうか

デルタニュートラルと聞くと「高度な戦略」「大きな資金が必要」と感じる方もいるかもしれませんが、実際には少額でも始められます。

ただし取引所によって最小注文数量や手数料体系が異なるため、事前に各取引所のルールを調べることが大切です。

少額で始められるか

たとえば0.001 BTCなど少額単位での取引を許容している取引所を選べば、少ない資金でもデルタニュートラルの練習ができます。現物と同数量を先物でショートしさえすれば基本はリスクが相殺されるため、値動きの影響をほとんど受けません。最初は利益よりも操作や手順に慣れることを目標にすると安心です。

価格が急騰した場合の対処

価格が大きく上がっても、先物やプットオプション側で損が発生するため保有資産のトータル価値は増えにくい仕組みです。上昇益を逃さないためには、相場が上向きだと判断したタイミングでデルタニュートラルを一時的に外す、もしくはポジションの比率を調整する手段があります。逆に下落が怖ければ、そのままヘッジを続けても良いでしょう。


デルタニュートラルのまとめ

この記事のまとめ
  • デルタニュートラルは仮想通貨の値動きリスクを抑えるうえで有効
  • 現物+先物、オプション、ペアトレードなど複数の手法がある
  • メリット・デメリットや取引所リスクを理解したうえで運用する必要がある

デルタニュートラルは、仮想通貨の値動きに左右されず比較的安定したリターンを得られる一方、上昇相場で大きく伸びる可能性を捨てることにもつながります。とはいえ暴落のリスクを減らし、安定して運用するうえでは非常に心強い戦略です。

初心者が実践する際は、まずは少額の取引で仕組みをよく理解し、手数料やファンディングレートなどのコスト構造を把握することをおすすめします。

今後仮想通貨市場が成熟していくにつれ、より多くの投資家が安全に資産を運用するための選択肢としてデルタニュートラルが定着していくでしょう。

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