
Solana/SOL(ソラナ)とは?今後考えられるシナリオや将来性、ミームコインとの関係性についても解説!

プロトレーダー木田 イチ押しポイント
- Solanaは理論値で秒間65,000の取引を処理でき、手数料も圧倒的に安いブロックチェーン
- SolanaはPoHという独自のアルゴリズムを使用しているため、取引速度が速く、手数料も安い
- ビットコインは1秒間に7件前後、イーサリアムは15件前後と言われている
- SolanaのネイティブトークンSOLを持っているとSolanaを使用した取引ができる
- CoincheckやGMOコインなどの国内取引所に上場しているため、簡単に購入可能
- 一時期10ドル割れまで下落したことがあったが、2025年には260ドルまで回復している
- ミームコインブームが来ると、さまざまなDEXに使用されているSolana(SOL)の需要が高くなる
- ミームコインはRaydiumやOrcaなどに多く上場しているため、高速処理できるSOLで売買する人が多い
- ミームコインプロジェクトは低手数料と取引処理の速さからSolanaを選択することが多い

Solanaが出てきた当初のインパクトは、今でも忘れられません!
そのくらい当時のブロックチェーンはスケーラビリティ問題が顕著に現れていました。
Solanaはビットコインやイーサリアムの問題点である取引の速度と手数料の高さを、PoHという独自のコンセンサスアルゴリズムで解決しています。



2024年に起きたミームコインブームで、さまざまなDEXに使われているSolanaの需要が高まり、SOLの価格が上昇したことも!


木田陽介
GFA WEB3アドバイザー
2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業のビートホールディングスに6億円でM&Aをし、同企業にて2020年10月〜12月の3ヶ月間で仮想通貨運用益2500万円を達成する。現在はCoinOtaku代表を退任し、GFA株式会社のWEB3アドバイザーに就任。


監修 木田 陽介
GFA WEB3アドバイザー
2016年仮想通貨トレード開始。2017年株式会社CoinOtaku共同創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業のビートホールディングスに6億円でM&Aをし、同企業にて2020年10月〜12月の3ヶ月間で仮想通貨運用益2500万円を達成する。現在はCoinOtaku代表を退任し、GFA株式会社のWEB3アドバイザーに就任。
Solana/SOL(ソラナ)とは?
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | Solana(ソラナ) |
ネイティブトークン | SOL |
公式サイト | https://solana.com/ |
ローンチ日 | 2020年3月(メインネットベータ版) |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of History(PoH)+Proof of Stake(PoS) |
主な取り扱い取引所 | 国内:Coincheck、GMOコイン、bitbankなど 海外:Binance、Coinbaseなど |
Xアカウント | https://x.com/solana |
Solana(ソラナ)は、高速取引と低手数料を実現する次世代ブロックチェーンです。
Proof of Historyという独自技術を採用し、大規模な分散型アプリやNFT、DeFiなど多彩なユースケースを支えています。
ネイティブ通貨SOLは手数料やステーキング報酬に使われ、エコシステムを動かす要です。
競合チェーンよりも取引が迅速でコストも安いため、ゲームやメタバースといった新領域でも注目されています。
豊富な開発者コミュニティとアップデートが充実しており、今後も多様な分野で成長が見込まれる取り組みです。
近年はNFTやミームコインの流行によってトランザクション数が急増し、関連プロジェクトや投資家からの注目度がさらに高まっています。
Solanaが注目される理由
Solanaが目立つ存在となったのは、驚異的な処理速度と安価な手数料にあります。
取引処理の目安として、ビットコインが1秒あたり7件前後、イーサリアムが15件前後と言われる中、Solanaは理論上数千件以上をこなせるとされ、高負荷なdAppsの運用が可能です。
こうした性能が評価され、NFTやDeFiの利用者が急増した2021年には「Solana Summer」と呼ばれるほど一大ブームを巻き起こしました。
もう一つの理由は、イーサリアムのガス代(手数料)の高騰が続くなか、ユーザーが代替手段を探していたことです。Solanaは手数料が極めて安く、少額の取引でも大きな負担を感じにくい設計になっています。
大規模取引にも対応できる拡張性を備えている点が「次世代のプラットフォーム」として注目を集める背景となっています。
どんな仮想通貨なのか
Solanaは、レイヤー1(ベースレイヤー)にあたるブロックチェーンプラットフォームです。
独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of History(PoH)」と「Proof of Stake(PoS)」を組み合わせ、従来のチェーンでは難しかった高スループットを実現しています。
スマートコントラクトにも対応しており、Solana上でDeFiやNFT、ゲーム、メタバースなど多彩なdAppsが展開されています。
一般的な暗号資産とは異なり、SolanaのネイティブトークンであるSOLは単なる投機対象にとどまりません。
手数料やステーキング報酬、将来的にはガバナンスにも利用されるため、エコシステム全体を動かす基軸通貨として重要な役割を担っています。
Solana/SOLの技術的特徴
- 高速化を可能にする独自の合意形成メカニズム
- 大量のトランザクション処理を支える拡張性
Proof of HistoryとProof of Stake
従来のブロックチェーンは、トランザクションの正しい時間順序を検証するのに膨大な通信が必要でした。
一方、SolanaはProof of Historyで「暗号学的な時計」を組み込み、各トランザクションの時系列をあらかじめ証明可能にしています。
これによって、参加ノード同士が常に同期し合わなくても高速にブロック生成を進められるのが強みです。
さらに、SolanaはPoSも併用し、ネットワーク維持のためにSOLを保有してステーキングを行うバリデータが検証作業を担います。
PoHとPoSの掛け合わせが、Solanaの高効率化を支える根幹の仕組みです。
高いスケーラビリティと処理能力
Solanaが誇る最大の特長はスケーラビリティです。
多くのレイヤー1チェーンは速度向上のためにシャーディングやレイヤー2を導入しますが、Solanaは単一チェーンの構造を維持しながら数千~数万TPSの処理能力を目指しています。(Polygon/POLなどが例として挙げられる。)
ブロックチェーンゲームやリアルタイムの取引に適していることが、実際に多くのプロジェクトを呼び込む要因になっています。
ただし、高いパフォーマンスを維持するためにはハードウェア要件が厳しく、ネットワーク障害の経験もあるため、今後は運用の安定性や分散化のさらなる強化が課題です。
Solana/SOLのトークンの基礎知識
- ネイティブ通貨SOLが担う主要機能
- インフレ設計とバーン機能が同居するトークノミクス
SOLの役割と使い道
SOLはSolanaブロックチェーン上のネイティブトークンで、手数料支払いやステーキング、さらには将来的にガバナンス投票へ参加するために使用される重要な通貨です。
DeFiやNFTを利用する際にガス代としてSOLが必要となるため、エコシステムの発展とともにSOLの需要も高まりやすい構造です。
ステーキング報酬としてSOLが新規発行される仕組みもあるため、ネットワークへの参加者は保有量に応じてインセンティブを得られます。
発行量とトークノミクス(インフレ設計・バーン機能)
Solanaは明確な発行上限を設けず、インフレ率を徐々に下げていく設計を採用しています。
初年度のインフレ率は約8%で、年間15%ずつ減少し最終的に1.5%付近で落ち着く見込みです。
新しく発行されたトークンはステーキング報酬としてネットワークを支えるバリデータとデリゲーターに分配される一方、取引手数料の一部はバーンされるため、実際の流通量には抑制が働きます。
このように、インフレ要素とデフレ要素を兼ね備えたトークノミクスが特徴となっています。
Solana/SOLの歴史とこれまでの経緯
- 創設期からメインネット始動までの背景
- DeFi・NFTブームでの急成長とその後の試練
プロジェクト創設からメインネットローンチまで
Solanaは2017年、Anatoly Yakovenkoが考案したProof of Historyの概念から始まりました。
彼はQualcomm出身のエンジニアで、仲間のGreg Fitzgeraldらと共にSolana Labsを立ち上げ、2018~2019年にかけて数度の資金調達を実施します。
そして2020年3月、メインネット(ベータ版)が公開され、独自チェーンとしての稼働がスタートしました。
これが現在の巨大エコシステムへの布石となります。
DeFi・NFTブームと価格急騰
2021年には世界的な暗号資産ブームとDeFi・NFTブームが重なり、Solana上で稼働するプロジェクトが急増しました。
NFTコレクション「Degenerate Ape Academy」が短時間で完売し、「Solana Summer」と呼ばれるほどユーザーと資金が流れ込みます。
この盛り上がりによってSOLの価格は数ドルから最高で260ドル近くまで上昇し、一気に時価総額トップクラスの銘柄に躍進しました。
FTX破綻の影響とその後の回復
2022年後半、暗号資産市場全体が下落に転じ、さらにSolanaを支援していたFTX取引所が破綻したことが大きな逆風となりました。
FTX創業者との関係が取り沙汰され、Solanaから資金が流出して一時的にSOL価格は10ドルを割り込む事態になります。
しかし2023年に入ると、ネットワーク強化の取り組みやコミュニティの復興支援により状況が改善し、SOLは徐々に価格を回復させました。
Visaとの連携ニュースなど実需面でのポジティブ材料が出たことも、信頼回復の一因となっています。
Solanaエコシステムの現状
- DeFi・NFTを中心とした多彩なプロジェクト
- ゲームやメタバースなど新興領域への展開
DeFi(分散型金融)プロジェクト
Solana上にはRaydiumやMarinadeといったAMM型プロトコルや、オーダーブック型のSerumなど、様々なDeFiプロジェクトが存在します。高い処理速度を生かし、注文板を備えた分散型取引所を運用できる点はSolana特有の強みです。
市場全体が冷え込んでいた時期もありましたが、2023年後半からは流動性が戻りつつあり、DeFiの総預かり資産(TVL)は緩やかに回復してきています。
NFTマーケットと主要コレクション
Ethereumに次ぐNFTプラットフォームと評価されるほど、SolanaのNFT市場は活況を呈してきました。
Magic Edenが代表的なマーケットプレイスで、そこで流通するPFP(プロフィール画像)系コレクションは一時、Ethereumの取引数を上回ったこともあります。
取引手数料が低いぶん、新規クリエイターやコレクターが参入しやすいため、多様なアートやゲーム内アイテムが登場し続けています。
ゲーム・メタバースなどその他ユースケース
ブロックチェーンゲームの開発者からは、高速トランザクションが求められるゲームロジックと相性が良い点で注目されています。
メタバースやSocialFiといった分野でも、ユーザーエクスペリエンスを向上させる試みが進んでいます。
たとえば、Solana独自のスマートフォン「Saga」は暗号資産ウォレットの機能を標準搭載し、モバイルでdAppsを利用するハードルを下げる取り組みとして期待を集めています。
Solana/SOLの買い方・保管方法
- 国内取引所と海外取引所の特徴
- セキュリティリスクへの対処とウォレット選び
国内取引所での購入手順
日本円での入金と出金の利便性を考えると、国内取引所を利用するのが最も手軽です。たとえば、SBI VCトレードやBITPointなどではSOLを扱っており、本人確認後に法定通貨を入金してSOLを購入する形が一般的です。ステーキングサービスを提供する取引所も増えてきており、長期保有を前提とする場合は、そのまま預けて報酬を得られる利点があります。
海外取引所を活用する方法
海外の大手取引所(BinanceやCoinbaseなど)は取り扱い銘柄が豊富で流動性が高く、SOLを含むさまざまな暗号資産をまとめて取引できます。ただし海外サービスのため、日本円を直接入金できないケースが多く、海外送金や他の暗号資産での交換が必要です。規制リスクや日本語サポートの有無にも注意が必要ですが、流動性や取引ツールの充実ぶりがメリットとして挙げられます。
ウォレット選びとセキュリティ対策
取引所にコインを置いたままではハッキング被害や倒産リスクにさらされる可能性があります。公式的に推奨されるPhantomやSolflareといったウォレットを利用すると、自分自身で秘密鍵を管理でき、トークン保有のリスク分散になります。さらに、ハードウェアウォレットを導入すれば、ネット接続から切り離した形でSOLを保管できるため、より高い安全性が得られます。
Solana/SOLの開発者情報とプロジェクト体制
- 創設者の背景と開発組織の構造
- Solana LabsとSolana Foundationの役割分担
創設者・主要メンバーの背景
Anatoly Yakovenkoはウクライナ出身のエンジニアで、Qualcommなど通信技術に強みを持つ企業を経てブロックチェーンに着目しました。
彼と共にSolana Labsを設立したGreg FitzgeraldもQualcomm出身の優秀なソフトウェアエンジニアです。
こうした通信分野のノウハウがProof of Historyなどの斬新な技術アイデアにつながったとされています。
Solana LabsとSolana Foundationの役割
Solana Labsは主にプロトコル開発や技術革新にフォーカスし、Solana Foundationはスイスを拠点としてコミュニティ支援やエコシステムの資金助成を行います。
財団はバリデーター支援プログラムや開発者向けハッカソンを定期開催し、世界各地の開発者コミュニティを育成しています。
こうした二層構造によって、ビジネス面とコミュニティ面の両方をバランスよく運営している点が他のプロジェクトとの大きな違いです。
Solana/SOLの市場動向と今後の展望
- 価格推移と主要ニュースから見る投資家の視線
- ネットワーク安定性や規制リスクへの対策
価格推移と投資家の注目ポイント
SOLは2021年のNFTブームで一時260ドル近くまで上昇し、2022年後半の下落局面で10ドル割れも経験しました。
極端なボラティリティがある銘柄ですが、Visaなどの大手企業がSolana上での決済実験を始めるなど、実需面での導入が広がり始めています。
こうしたニュースに反応して価格が上昇に転じる傾向があるため、投資家は技術アップデートや企業との提携情報を注視しています。
アップデート計画と課題(安定性・規制など)
Firedancerと呼ばれる新バリデータクライアントの開発が進んでおり、これが導入されればネットワーク障害や集中リスクを減らせると期待されています。
また、米国の規制当局がSOLを証券と見なす可能性を示唆するなど、法的なリスクは拭えません。
ネットワークの運用コストや分散化に関する議論も続く一方で、技術チームとコミュニティは問題解決へ向けた開発を積極的に進めており、長期的には安定性の向上が見込まれます。
Solana(SOL)とは まとめ
Solanaは「高速かつ低コスト」を実現するレイヤー1ブロックチェーンとして、多くの期待を集めてきました。ビットコインやイーサリアムの問題点であるスケーラビリティと手数料を大きく改善したことが、瞬く間にエコシステムを拡大させた原動力です。
とはいえ、ネットワーク障害を複数回経験したり、FTX破綻のような外部要因で大きく価格が乱高下するなど、課題やリスクが全くないわけではありません。
それでも、開発者コミュニティと財団が連携し、技術面のアップデートや実需拡大に向けた取り組みを続けている姿勢は評価に値します。DeFiやNFT、ゲームなどの分野で大きな可能性を秘めており、実際に大手企業との提携ニュースも増えてきました。
投資を検討する際は、ネットワークの安定性や法的リスクを把握しつつ、長期的な視点で成長ポテンシャルを見極めることが大切です。Solanaがこれからも「次世代の主役チェーン」としての地位を確立できるかどうかは、ユーザーと開発者、そして企業のさらなる活用によって決まっていくでしょう。