
ビットコイン(BTC)相場分析|転換ライン91,500USDTからの値動きに注目

2025年3月4日のBTC/USDT(ビットコイン)相場は、先日にかけての下落を戻す-8.54%の下げからスタートしています。
今回の下落トレンド加速により、日本時間にかけての買いチャンスは少なくなっている状態ですが、現在の日足チャートでは、上昇トレンドが崩れていません。
ここから93,000USDTまで戻すと、中長期目線の買い意識が発生してくるので、その際に現物購入を検討できるでしょう。

本日は、91,500USDT付近から買い・売りの両方が狙えそうです!
- 日足チャートが上昇トレンドに転換中
- 93,000USDTを上抜けすると更に加速の買い加速
- 91,500USDから買い・売りの両方が狙える状況
BTC/USDTのチャート分析


BTC/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に日足チャートの移動平均線の動き方に注目です!
BTC/USDTの日足チャート


ビットコインの日足チャートを見てみると、日足レベルの上昇ダウトレンドが形成されてきていることがわかります。
また、82,500USDT付近には長期移動平均線によるサポートポイントもあるため、ここから下ヒゲを残して上昇ダウトレンドの第3波を形成してくると、買いが再加速しそうです。
第3波の上昇が形成され、91,500USDTを上抜けすると、日足チャートも完全に上昇優勢の展開になるので、そこからの中長期目線の買い加速にも期待できるでしょう。
BTC/USDTの4時間足チャート


4時間足チャートを見てみると、下向きの200SMA(白ライン)と中期移動平均線(赤ライン)の抵抗を受けて、4時間足レベルの戻り売りが形成されていることが確認できます。
ここから上昇した場合も、4時間足レベルの移動平均線によって反発下落する可能性が高いため、現物購入を検討する場合は、抵抗帯を上抜けするたびに買い増しするのが良さそうです。
BTC/USDTの1時間足チャート


1時間足チャートは、本日中の下げを受けて1時間足レベルの下落ダウトレンドが形成されていることが確認できます。
ただし、短期・中期・長期移動平均線が意識している方向性がバラバラなので、ここから上昇トレンドに転換する可能性もあります。
ここからの展開としては、82,500USDTを下振れた際には4時間足レベルの売り注文を狙い、91,500USDTを上振れした際には短期足チャートで買い増しを検討することをオススメします。



抵抗帯95,600USDTを上抜けしたタイミングで買いポジションをさらに増やすのも、効果的な戦略になりそうです!
- 日足:上昇トレンド意識が強い
- 4時間足:完全に下落トレンド
- 1時間足:下落トレンドだが、転換の可能性あり
本日のBTCエントリーポイントはどこ?


- 91,500USDTラインから買いと売りの両方が狙える!
本日のBTC/USDT(ビットコイン)では、トレンド転換ライン91,500USDT付近から、現物買い注文と先物売り注文の2つが狙えそうなので注目してください。
1時間足チャートの押し目買いが狙い目


現在のビットコイン1時間足チャートは、上昇トレンド優勢の状態ではありません。
価格が91,500USDTまで戻さない限りは、上昇トレンドに転換しないので、現物・先物の買い注文を検討する場合は、まずはこの価格ラインまで戻してくるまで待つことをオススメします。
レートが91,500USDTラインにタッチし、上記画像のように短期・中期・長期移動平均線が全て上向きに転じた際に押し目買いを狙うことで、102,000USDTまでの買いポジションを持つことができるでしょう。



本日のNY市場から明日の相場にかけて、91,500USDTラインに到達すれば買いが狙えますね!
4時間足チャートの戻り売りも狙える


現在のビットコイン4時間足チャートを見てみると、91,500USDTライン下抜けを起点に4時間足レベルの戻り売りが形成されていることがわかります。
また、現在の4時間足チャートは、現在値と中期移動平均線で乖離が発生していない状態なので、ここから再度戻り売りが形成されると、新規売り注文が更に加速する可能性があります。
そのため、本日にかけて先物売り注文を狙う際には、まずは上記画像のように91,000USDT付近まで戻し、そこから反発下落サインを出して、戻り売りを形成した際に検討するようにしてみてください。



乖離が埋まっていない状態で売り注文を入れてしまうと、逆方向に向かい、マイナス収支になる可能性が高いので注意してください!
- 買いエントリーポイント:92,500USDT
- 売りエントリーポイント:88,100USDT
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


現在のビットコイン相場は、CME窓を埋めたので長期的な上昇トレンドが形成される可能性があります。


BTC CME窓は、BTC先物市場(月~金で稼働)のチャートで発生する価格のギャップを指します。
上記画像のようにCME窓ができていると、このギャップを埋めようと値動きする傾向が多いため、多くのトレーダーは下落トレンドが終わる目標ポイントとして意識しています。
ここまでの値動きを見てみると、2月からの下落トレンドが加速したことによってCME窓が埋められ、下ヒゲを残して反発上昇していることがわかります。
CME窓が埋められたことによって、多くのトレーダーが売りポジションを決済(買い決済)し、新しく買いポジションを持つようになったことが考えられるので、ここから長期的な上昇トレンド形成に期待することができます!
- CME窓が埋められたので、下落が終わった可能性がある
- ここから日足レベルの上昇トレンドに期待できる
- 抵抗ポイントを上抜けしたタイミングでの買い増しがオススメ!