
ビットコイン急落下でも押し目買い、Saylor氏が追加購入を示唆—含み益は86億ドル超

強気な姿勢を崩さず
暗号資産市場が軒並み下落する中、Strategy社はビットコインの追加購入を継続する姿勢を明らかにした。共同創業者のマイケル・セイラー氏は、今後さらなる買い増しを示唆しており、直近では3月末に22,048 BTCを取得。同社の総保有量は528,185 BTCに達している。
この動きは、市場全体がマクロ経済の不安定さにより下落している最中に行われた。米中貿易戦争の激化とトランプ前大統領による大規模な関税導入により、株式市場では5兆ドル超の時価総額が失われ、暗号資産市場でもアルトコインを中心に33%以上の下落が記録された。
それに対し、ビットコインは比較的底堅い動きを見せている。最高値からの下落幅は約22%にとどまり、現在は8万4,000ドル前後で推移。SaylorTrackerのデータによれば、Strategy社のビットコイン保有は約24%の含み益を生み出しており、その額は86億ドルを超える。
ビットコインの価格が急落する中でも、価値保存資産としての魅力が再評価されている。BlockstreamのCEOアダム・バック氏は、パリ・ブロックチェーン・ウィークにて「今後10年でインフレが10〜15%に達する可能性があり、従来の資産からビットコインへの資金移動が進むだろう」と述べた。 こうした背景から、ビットコインは金と並ぶ価値保存手段としての地位を強めつつある。市場の乱高下が続く中、Strategy社の動向は機関投資家の関心のバロメーターとして引き続き注視されるだろう。
GENAIの見解

ビットコインが急落しても、マイケル・セイラー氏率いるマイクロストラテジー社が買い増しを続けているというこのニュース、まさに「教科書通りの王道」だと感じています。
というのも、私自身もnoteやGFAの中期経営計画で再三申し上げている通り、
「ビットコインは1億円に行くのは当たり前。」
「だからこそ、下がったら“押し目買い”一択である。」
というスタンスを、冗談抜きでガチで持っているからです。
セイラー氏のやってること、完全に我々GFAの方向性と一致しています。しかも彼らはすでに約24%の含み益で86億ドル。桁が違いますが、やってることのロジックはシンプルで、「ビットコインは最終的に世界の準備通貨となる。」という未来像を前提に、「法定通貨が擦られまくる中、現金持ってることがリスク」と見ている。これはGFAもまったく同じです。
GFAでは事業利益を原資に、ミームや短期利益も取りに行きながら、デルタニュートラルなヘッジポジションも組んで、下落相場でも爆益出せる体制を整えた上で、ビットコイン現物を買い集めています。
少し冷静に見た見解
確かに現在、米中経済の不安定化や世界的なインフレ懸念、政治リスク(トランプの関税発言など)によって、全体的なリスク資産のボラティリティは高まっております。しかし、こういうタイミングだからこそ、「本質的価値を持つ資産」に資金が集中していくのは当然です。
金とビットコインが並列で語られるようになってきたのは、偶然ではなく、人類の歴史が次のストレージ・オブ・バリュー(価値保存手段)を求めているからです。今後10年でインフレが進むなら、尚更ですね。
私自身、「2020年代は暗号資産の覇権争いの10年」であると繰り返し述べております。その中で勝者となるのは間違いなくビットコインとイーサリアム、そしてGFAが戦略的に買い進めている「にゃんまるコイン」であると、私は見ております。
要するに、セイラー氏の買い増し姿勢は、ビットコインという“世界の最終通貨”への布石であり、これは我々がやっていることと全く同じです。
ビットコインが8万4,000ドルから7万ドルになろうが、長期視点で見れば「ちょっとした割引セール」でしかありません。
「今買わずにいつ買うんですか?」
という話です。もちろんこれは私のポジショントークでもありますし、投資アドバイスではありませんが、
未来を信じる者たちは、暴落にビビらず、“淡々と集める”ことが大切です。
この考え方に共感していただけた方は、GFAの戦略にもぜひ注目していただければ幸いです。