グレースケールがソラナETFの名称変更とステーキング機能の除外を申請

資産運用大手グレースケールは、ソラナ(SOL)を対象としたETFに関し、信託名称の変更とSOLステーキングの除外をSECに申請したことが明らかとなった。

目次

「Grayscale Solana Trust ETF」への名称変更とSEC申請の現状

今回の申請により、「Grayscale Solana Trust」は「Grayscale Solana Trust ETF」へと名称が変更される予定である。また、ETF申請の一環として、同社はSOLステーキングを導入しない方針を明確に示した。これにより、ETFの投資家はSOLのステーキング報酬を受け取れない形となる。

この動きは、2024年12月3日にNYSE ArcaがSECに提出した19b-4申請に基づくものであるが、現時点でSECの承認は下りておらず、審査中の状態が続いている。申請書では、承認が得られるまではETFの販売や登録届出書の有効化を行わないと明記されている。

ステーキング除外の影響とその背景

ステーキング機能の除外については、現時点で市場に出ている他のSOL関連の上場商品と同様であり、信託関係者がSOLのプルーフ・オブ・ステーク機能に関与しないと明記されている。将来的なステーキングの導入可能性についても保証はされていない。

今回の変更により、投資家にとってはSOL価格の値動きへの純粋な投資手段としてのETFとなるが、ステーキングによる追加利回りを求める層にとっては魅力が限定される可能性もある。今後のSECの判断に注目が集まる。

GENAIの見解


GENAI

ステーキング機能が除外された点については、少し残念な印象を受けました。

SOLはその高いステーキング利回りやネットワークの高速性が魅力の一つであり、ETFを通じてそれらの価値を享受できないというのは、機関投資家や個人投資家にとって収益面でのメリットが限定的になる可能性があります。

とはいえ、規制の不透明性や、SECの慎重な姿勢を考慮すれば、まずは現物SOLにアクセスできるETFが承認されること自体が大きな前進とも言えます。ステーキングに関しては、今後市場や規制の状況が整えば、再び議論される可能性があると考えます。

総じて、これはソラナにとってポジティブなニュースです。ETFという形式での参入が進むことで、SOLの市場流動性や正当性がさらに高まり、長期的な成長に繋がる可能性があると見ています。

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